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渡るICOは詐欺ばかり?偽ICO案件に騙されない為の5つの方法

渡るICOは詐欺ばかり?偽ICO案件に騙されない為の5つの方法

先日、ブルームバーグ(Bloomberg)が報じた「新規仮想通貨公開、資金調達した新興企業の半数以上が4ヶ月内に消滅」という記事が少々話題になっています。

■Bloomberg「規仮想通貨公開、資金調達した新興企業の半数以上が4カ月内に消滅」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-10/PBMQ0I6S972901

つまり、半数以上のICO案件が開始から4か月の間に消えるという事です。日本の企業も10年の間に生き残る率は数%ほどと言われていますので、さほど驚く数字でもないかもしれませんが、せっかく将来性を感じて投資した案件の半分も継続していかないなんて少々寂しい思いもしますね。今回は、そんなICO案件の中でも「詐欺」の疑いのある案件の見分け方について解説したいと思います。

詐欺ICOに騙されないため5つの方法

冒頭でご紹介したニュースの「生き残るICO案件が半数以下」というこの情報は、2400件ほどの案件を調査した結果ですので信憑性がありそうです。「消滅」という言い方をしていますが、中には「失踪」「消失」なんて事例があるだろうことは言うまでもありません。では、実際に怪しいICO案件に騙されないための方法を見ていきましょう。

騙されない方法1「とにかくググれ!」

「ググれ」と言えば、一言で片付けてしまっているように聞こえるかもしれませんが、ICO案件はとにかく詐欺案件が目立つという事で、有志で情報を流してくれている方が多くいらっしゃいます。怪しい案件に騙されないための方法として、最低限そういった方々のブログや該当案件に対する見解を把握しておくことを心がけましょう。

当然、見つけた口コミサイト自体が嘘という事もありますので、その見極めも必要ですが、怪しい案件であれば、すぐに口コミが広がりますしTwitterなどでもすぐに話題になります。既に被害報告をしているようなものもあったりしますので、予めザッと情報を見て回りましょう。

騙されない方法2「信頼できるICOまとめサイトで情報取集」

Twitterを始めとして、ICO特化型のサイトでも多くの案件が紹介されていますが、中にはサイト運営者側で怪しい案件を削除してくれているようなところもありますし、逆に怪しかろうが何だろうが情報を垂れ流しにしているようなサイトもあります。よって、ICO案件に騙されない方法として、複数のサイトでの評判や評価を確認して総合点のようなものを自分で判断してみるというのも有効な手段です。

ここからご紹介する流れはあくまで一つの例となりますが、例えばスマートキャンプ株式会社が提供している「ボクシルトークン」というサイトがあります。こちらのサイトではICO案件を一覧で紹介していますが、例えば、7月10日時点でトップに出てくる「PAVO COIN」について見てみます。

■BOXIL TOKEN
https://boxil.jp/token/

しかし、本サイトの最下部に「正確性・安全性を保証するものではありません」との記述があるように、ICOに投資する際は結局のところ自己責任。この一覧にあるものから信憑性を自分で探っていくことになるわけで、まずは先ほどご紹介した「とにかくググれ!」を実践します。変な噂や「怪しい」などの口コミが多くある時は、要注意です。

上記に例として挙げた「PAVO COIN」については、特に悪い評価は見当たりませんが、逆に良い評価も特に見受けられません。これでは何とも判断が付きませんから、もし特段のネガティブ情報がなければ、今度は更に「ICO RATING」などのICO案件を評価するサイトをいくつか見て回ります。

■ICORATING
https://icorating.com/

「PAVO COIN」の評価を見てみると、以下のようになっています。

Investment rating(案件の評価)
「Stable +(「まぁおすすめ」になる可能性が高い)」
Hype score(話題性のようなもの)
「High(高い)」
Risk score(リスクの高さ)
「Medium(普通)」

※Investment ratingは「Positive +(おすすめ)」「Positive(まぁおすすめ)」「Stable +(「まぁおすすめ」になる可能性が高い)」「Stable(「まぁおすすめ」になるかも)」の4段階評価
※Hype scoreとRisk scoreは「Very High(超高い)」「High(高い)」「Medium(普通)」「LOW(低い)」「Very Low(とても低い)」の5段階評価

これらを総合的に考えると、「あまり高額な投資はしたくないけど、プロジェクトの内容自体は面白そうだから少しだけお金を出してみようかな」と思える程度となります。このように、一つの際との評価や紹介を信用するのではなく、いくつかのサイトから情報を拾ってきて総合的に判断することはICO詐欺に遭わないために最低限行うべきことです。

騙されない方法方法3「ホワイトペーパーに出てくる情報の信憑性を確認する」

新参の仮想通貨と言えば、まず確認するものとして「ホワイトペーパー」があります。大概は英語で書かれているため何を言っているのかさっぱりなのですが、Google翻訳をしてみると「我々は環境保全のための技術を開発して世の中に浸透させる。そのために云々…」といった、何か革命でも起こすかのような立派な文章であることが分かります。

しかし、これを鵜呑みにしてはいけません。考えてみてください。世の中の詐欺のニュースを見ていると「土地の開発が行われると聞いて投資したのに…」なんて話がゴロゴロあるわけで、そもそもホワイトペーパーに書かれている内容が本当に魅力あるプロジェクトだという保証すらありません。

また、ホワイトペーパーには多くの場合、責任者やチームの仲間の顔写真や名前が登場します。これらはすかさずGoogle検索を行いましょう。例えば、Googleには画像をアップロードして検索する機能がありますので、画像を検索した結果、ICOとは無関係な人がヒットする場合は、詐欺の可能性が高いため手を出すべきではありません。

■Google画像検索
https://www.google.co.jp/imghp?hl=ja

騙されない方法方法4「コミュニティに参加して情報を得る」

仮想通貨は既に十分に認知されたものですから、当然コミュニティも多く存在します。SNSも活用したいところですが、有名どころだと「テレグラム」というチャットツールがあります。例えば、LINEだと「グループ」を作って内輪のチャットができますが、テレグラムでも「チャンネル」というものがあり、そこに参加すればチャットが可能となります。

しかも、日本人だけではなく世界中の人が使うツールですので、非常に多くの参加者と繋がりを持つことができます。英語力は必要になるかもしれませんが、外では大っぴらに出ていない情報を得られることもあるようですので、ICOの信憑性を確認するための一つの方法としてインストールをおすすめします。

■Telegram(Windows版)
https://telegram.org/

騙されない方法方法5「RSS機能などを活用して情報を常にチェック」

さて、最後にご紹介するのは「RSS機能」を活用して情報を素早く手に入れようということです。これは、積極的にICOに参加するためというよりも、気になっていたプロジェクトの進捗を確認したり、何やら怪しい情報が上がってこないかというチェック的な役割で活用したほうが良いでしょう。

RSSというのは、お気に入りのブログなどが更新された時にお知らせしてくれる機能です。ただ、多くのサイトでRSSボタンを設置してはいますが、詐欺案件がわざわざRSSを設置すると言うのも考えづらいところがあり、実際にRSSボタンを設置していないサイトも多くあります。ただ、RSSボタンが無かったとしても、任意のサイトを登録してRSS通知をしてくれるツールなどもありますので、更新情報を得る方法として試してみてはいかがでしょうか。

怪しいICO案件の特徴

ICO詐欺ではフィッシング系の詐欺もよくある手口ですが、過去には世界的に有名な「BINANCE」という取引所を模したフィッシングサイトが登場し、不正に取得したメールアドレスやログインパスワードの情報を基に仮想通貨が盗まれてしまったという事件もありました。これはICOとはまた別の話ですが、ICO関連でもフィッシング詐欺は横行しているようです。そこで、ICOで騙されないために、よくある手口や特徴も覚えておきましょう。

  • 入金を急かしてくる(詐欺全般によくある特徴)
  • プロジェクトがおざなりで儲かる事を前提にしている
  • セミナーへの参加を強く勧めてくる
  • 送金用のアドレスやQRコードを記載したメールを送ってくる
  • 日本語が多めで可愛い女性が度々登場する
  • LINEの友達申請を勧めてくる
  • 全然知らない「自称億り人」「自称投資家」「自称インフルエンサー」が登場する
  • etc…

結局は詐欺師のやる事ですので、以上のような特徴に限らず実に様々な手口を使ってきます。そもそも、儲け話をいきなり進めてくる時点で99%詐欺ですので、完全にシャットアウトしてしまったほうが良いでしょう。

ICO案件に資金を投入するときの心構え

ここまでお読みいただいて、ICOに夢を描いていた人はガッカリかもしれませんが、そもそも仮想通貨自体の歴史は始まったばかりです。言ってしまえば、初めてFXが登場してきたときのように「絶対に勝てるマニュアル!」なんてものが登場していて当然と言えば当然のフェーズと言えるでしょう。

そこで、ICOに対する考え方や心構えを少し変えてみるということが有効かもしれません。極論かもしれませんが、一つ言えることとして「ICOは頓挫する可能性のあるクラウドファンディング」のように考える程度が良いかもしれません。そもそも、株や為替のように市場が確立していない未開の地にお金を投げるのですから、上記のような覚悟が必要になるのは当然の事と言えます。

時間をかけてじっくり調べればICO案件に対する信憑性も増すかもしれませんが、詐欺はいくらでも巧妙化できます。詐欺である事が世に知られるようになればまた別の手口を使ってくるという可能性も否めません。「ICOは非常にリスキーなもの」このように考えて臨めば、いざという時の精神的ダメージや、投じる資金を抑えるなどの心構えもできるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、怪しいICO案件に騙されないための見分け方法について解説しました。2章において「日本語が多い」ことを怪しいICO案件の特徴と申し上げましたが、それなりの根拠があります。日本においてICOは禁止されてはいないものの規制が厳しいため、スタートアップや個人が簡単にできるようなものではありません。

事実、ICOを勧奨するサイトが「仮想通貨交換業」に該当すると判断され、金融庁への登録を行っていないことから閉鎖に追い込まれたサイトも複数存在します。ニッポン好きの外国人というのも多くいますので、「日本ならではのICO!」と大々的に謳って、緻密な計画と金融庁からの許可も得て実施されるICOというものが今後出てくる可能性もゼロではありません。

しかし、そこまで労力を使うメリットや将来性というのも考えづらいところがあり、やはり日本語多めのサイトや案件は、ほぼ詐欺と断定してしまってもよいと言えるのです。資金調達であれば、クラウドファンディングやVALUのようなサービスもあります。わざわざICOで数千、数億の資金を調達する必要があるプロジェクトなのか。まずは、その点からしっかり見極めていくことが重要です。

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