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日本企業のICOプロジェクト一覧15選まとめ

日本企業のICOプロジェクト一覧15選まとめ

ICOは2017年に驚異的といっていいほど大きな広がりをみせました。それに伴い、ICO詐欺もまた大きな問題になりました。2018年になってからは規制の声が大きくなりと、ICOはとにかく話題に事欠きません。では、日本企業のICOはどうなっているのでしょうか?これだけICOが話題になっているにしては、日本のICOの話はあまり話題になりません。そこで、この記事では日本企業のICOプロジェクトのみを厳選してまとめてみました。

成功した日本企業のICOプロジェクト

ICO 日本企業

まずは、日本発で成功したICOについて紹介していきます。

  • QASH
  • COMSA
  • サンタルヌー

成功といっても、その内容は資金集めから目的の達成までとさまざまです。一つ一つ解説していきましょう。

QASH(キャッシュ)

QASHは、日本の取引所QUOINEXを運営するQUOINE社が行ったICOです。QASHはたったの3日で120億円を集め、大きな話題を呼びました。資金を集めるという点でみるのなら、日本で最も成功したICOといっていいでしょう。QASHの目的は、世界中の人が平等に参加できる取引板を作成することです。仮想通貨の取引所は、現状だと価格が統一されていません。また、流通量の少ない取引所しかない国の人は、満足に取引することもできません。QASHの目的は、この状況を是正することにあります。

■QASH公式サイト
https://liquid.plus/ja/#leadership

COMSA(コムサ)

COMSAも日本の取引所、zaifを運営するテックビューロ株式会社により行われたICOです。COMSAもまた、100億円を超える資金を集めることに成功しました。資金を募るという点からみると、COMSAも大成功したICOといっていいでしょう。COMSAの主な目的は、日本発のICOの支援にあります。zaif運営のノウハウを生かし、ICOを行いたい企業のサポートを行い、発行したトークンをzaifで取り扱うことを予定していました。しかし、残念ながら、まだCOMSAを利用したICOは実施されていません。

■COMSA公式サイト
https://comsa.io/ja/

サンタルヌー

サンタルヌーのICOは、少し変わっています。サンタルヌーはベルギービール専門の飲食店です。そのため、企業というと、少し違和感があるかもしれません。そのサンタルヌーがICOをした目的は、東京に出店するための費用を集めるというものでした。このICOは、目標額には届かなかったものの、850万の資金を集目ることに成功しました。この資金を元に、サンタルヌーの東京出店は無事成功しました。サンタルヌーのICOは、目的を達成するという成功を手にした、めずらしい例となっています。100億を超える資金を集めたICOが開発途上なのを考えると、サンタルヌーの目的達成という成功は際立ってみえます。

■サンタルヌー公式サイト
http://www.belgianbeer.tokyo/

失敗した日本企業のICOプロジェクト

ICO 日本企業

成功するICOがあれば、残念ながら失敗に終わるICOもあります。失敗もいろいろですが、異なる失敗をすることになったICOが以下の2つです。

  • Metamo
  • CAMPFIRE

Metamo(メタモ)

Metamoは、Metamo株式会社により行われたICOです。Metamo株式会社は、これからのフリーランス時代に合わせ、自分の実績・職歴などをデータ化して気軽に持ち運べるサービスを提供する企業です。Metamoの目的は、個人が持つスキルを可視化する、というものでした。しかし、残念ながらこのICOは調達額が300万程度しか集まらず、失敗とみなされています。原因はトークンの価値がわかりづらい、アピールの不足などが指摘されています。

■Metamo公式サイト
http://www.meta-mo.co.jp/

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

CAMPFIREは、日本最大級のクラウドファンディング・プラットフォームを提供する企業です。CAMPFIREは、COMSAを利用してICOを行うと、COMSAのホワイトペーパーに記載されていました。この点から、CAMPFIREのICO、ひいてはCOMSAの価値上昇に期待が持たれていました。しかし、CAMPFIREのICOは、COMSAのトークンセール直前に話が無くなってしまいました。CAMPFIREのICO中止は唐突でタイミングが悪く、かなりの話題になりました。ICOを実施していないので厳密には失敗ではないですが、上手くいかなかった例としてこちらに入れています。

日本のニーズにピッタリのICO

ICO 仮想通貨

日本企業のICOということで、日本のニーズにあわせたICOも当然あります。紹介する内の2つはコスプレに関するもの、残り2つはこれから需要の高まりそうな医療関連のICOです。

  • AMPLE!
  • Cosplay Token
  • NAMCOIN
  • Medical Bit

AMPLE!(アンプル)

AMPLE!のICOを行ったのは、株式会社AMPLEです。AMPLEはコスプレイヤーを支援するのを目的に、2011年に設立された企業になりす。コスプレ市場は成長産業で、現在では1300億円を超える市場になっています。AMPLE!の目的は、職業・コスプレイヤーを作ることです。AMPLE!を使うことで、世界に広がるコスプレイヤーとファンを直接つなげ、コスプレイヤーに収益を発生させようとしています。

■AMPLE!公式サイト
https://acoin.ample-cosplay.com/

Cosplay Token(コスプレトークン)

Cosplay TokenのICOは、日本の株式会社キュアにより行われました。株式会社キュアは、Cure WorlsCosplayというコスプレイヤーの画像サイトを運営しています。Cure WorlsCosplayには650万を超える画像があり、世界180国にユーザーがいます。Cosplay Tokenの目的は、コスプレ業界の経済圏の確立です。現状では、コスプレイヤー、カメラマン、衣装製作者は高い評価を受けていても、報酬は受け取ることができません。Cosplay Tokenはこの問題の解決を目指しています。

■Cosplay Token公式サイト
https://ico.curecos.com/

NAMCOIN(ナムコイン)

NAMCOINのICOは、株式会社NAMにより行われています。株式会社NAMは、このICOプロジェクトのために立ち上げられた企業です。NAMの目的は、人工知能とブロックチェーンを使い、日本の医療界に革新を起こすことです。具体的には、人口知能による問診、ブロックチェーンを利用した安価で安全なカルテの制作などがあります。

■NAMCOIN公式サイト
https://namchain.net/

Medical Bit(メディカルビット)

Medical Bitは、日本メディカルソリューションズ株式会社がおこなったICOです。日本メディカルソリューションズ株式会社は、平成24年に設立された医療・介護向けのソリューションの企画、システム開発を事業内容にする企業です。Medical Bitの目的は、日本の高齢化社会に備え、将来起こるであろう医師の不足に対応するため、診断支援の行える電子カルテシステムを作成することにあります。iMedsnと呼ばれるクラウド型の電子カルテを活用することにより、患者は標準化された質の高い医療が受けられるようになります。

■Medical Bit公式サイト
https://www.medicalbit.io/contents/jp/home.php

便利なサービスを提供するICO

ICO 日本企業

次は、便利なサービスの開発を目指すICOを紹介します。

  • ALIS
  • Tebura
  • Avacus
  • PHANTOM AI

ALIS(アリス)

ALISは、既存の企業がおこなったICOではありません。ICOと、その後の事業のために立ち上げられたのが、ALIS株式会社です。ALISのICOの調達額は4.2億円となっています。控え目な感じもしますが、そのうちの1億円は、たったの4分で集めています。ALISの目的は、人の信頼を可視化する、というものです。現在のウェブサイトは、広告を収入源として成り立っています。その結果、ウェブサイトの大半が、広告での収益を目的にするものばかりになってしまっています。ALISは、有益なページにユーザーが直接ALISを支払うことを可能にします。その結果として、広告に頼らない有益なページを増やすことを、ALISは目指しています。

■ALIS公式サイト
https://alismedia.jp/ja/

Tebura(手ぶら)

TeburaのICOは、手ぶら観光協会という非営利団体により行われています。元は株式会社セームページから始まったのですが、途中から手ぶら観光協会へと移行しました。セームページは、土地活用を目的にするアプリ開発などをおこなう企業です。Teburaの主な目的は、観光客に荷物預けサービスを提供することにあります。日本に観光に来る外国人は、大きな荷物を抱えてくることになります。旅行の間、それを気軽に預かるサービスを提供することで、快適な旅行ができるようになることを目指しています。

■Tebura公式サイト
https://tebura.ninja/ico/?lang=ja

Avacus(アバカス)

Avacusは、株式会社Floortracksにより行われたICOです。Floortracksは、Avacusのために設立された企業になります。Avacusの目的は、ビットコインを使ったマッチングサービスの提供です。ビットコインを持つAが、欲しい商品を割引値段でオファーします。ビットコインを欲しいBはオファーを受け入れ、Aの代わりに商品を購入します。Bが商品をAに送り届けると、Aはその代価としてビットコインをBに支払います。ビットコインを保有する人は、割引値段で欲しいモノが手に入ります。ビットコインが欲しい人は、取引所を介さずにビットコインを手に入れられます。Avacusはこのマッチングを補助します。

■Avacus公式サイト
https://avacus.io/

Phantom AI

Phantom AIは、ファントムエーアイ株式会社により行われたICOです。ファントムエーアイは2017年にPhantom AIを広めるために設立されました。Phantom AIの目的は、ビットコインの価格を予想するプラットフォームの構築にあります。ファントムエーアイは、元々ビッグデータ分析や金融工学を使った株価予測に定評があります。それをビットコインに使い、価格の予測システムを構築しようとしています。

■Phantom AI公式サイト
https://phantom-ai.com/

今後行われる期待のICO

ICO 日本企業

最後に、日本の企業が行う予定のICOを2つ紹介します。

  • Time Bank
  • SBIホクリプトカレンシーホールディングス

Time Bank(タイムバンク)

Time Bankは、株式会社メタップスが準備しているICOです。メタップスは、オンライン決済などで有名な新興企業です。社長の佐藤航陽さんは「お金2.0」の作者としても有名です。Time Bankは、専門家やチームの時間を売買できるサービスを提供する取引所です。注目の市場で、ICOへの期待も高いものがあります。Time BankのICOは、COMSA上で2017年に行われる予定だったのですが、実施は延期され今に至っています。

■Time Bank公式サイト
https://timebank.jp/

SBIクリプトカレンシーホールディングス

SBI証券や、住信SBIネット銀行で有名なSBIクリプトカレンシーホールディングスも、ICOを予定しています。ICOの内容はCOMUSAに近く、ICOをより安全に利用できるプラットフォームづくりを目指しています。実施は2019年度が予定されています。

■SBIクリプトカレンシーホールディングス公式サイト
https://sbicb.co.jp/services/ico/

まとめ

日本企業によるICOプロジェクト15選を紹介しました。あまり印象にない日本のICOですが、調べてみると意外に数がありました。どのICOも個性的で、なかなか魅力的に感じます。しかし、そうなると、日本企業のICOの情報が入ってこないのが不思議に感じられます。この理由は、おそらく日本の規制にあるのでしょう。日本発のICOなのに、日本人はICOに参加できないという例は非常に多くあります。その結果として、日本で紹介されることが少なくなるのでしょう。ICOは規制の話が目立ち、先行き不透明です。しかし、これから日本で実施予定のICOには、期待感の高いものもあります。それに参加したいのなら、積極的な情報収集が必要になりそうです。

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