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仮想通貨の投げ銭機能付きブログ「ALIS(アリス)」VS「nemlog(ネムログ)」を徹底比較

仮想通貨の投げ銭機能付きブログ「ALIS(アリス)」VS「nemlog(ネムログ)」を徹底比較

仮想通貨には、法定通貨の代替という考え方を始めとして、公証手続き、ゲーム内通貨、海外送金などの利用方法がありますが、これまで出来そうで出来なかった「投げ銭」がちょっとしたブームになりつつあります。

そこで今回ご紹介するのは「仮想通貨の投げ銭機能が付いたブログ」というサービス。仮想通貨の活用は多くの業界で多様な捉え方をされていますが、それこそ仮想通貨は活用の幅が広いという証拠でもあるでしょう。

ブログは今や、一般の方が気軽に情報を発信するツールとして多くの人が利用していますが、「投げ銭ができるブログって何?」というところから、代表的な2つのサービス「ALIS(アリス)」と「nemlog(ネムログ)」を比較したいと思います。

仮想通貨の投げ銭機能が付いたブログとは?

これまでのお金や収入を得る手段として、一般的に以下のようなものが社会の常識でした。

  • 働いて給料をもらう
  • 金融機関から融資を受ける
  • 投資で利益を出す
  • 企業の広告収入を得る
  • 物を作り、売る
  • etc…

基本的には企業が関わり、商売の上にあってこそ収入が得られるという仕組みですが、昨今ではクラウドファンディングが流行したのを契機に「個人の支援を頼りにスタートアップを立ち上げる」という新しい考え方が徐々に浸透してきました。

そんな中、今注目されているのが「投げ銭」です。イメージとしては大道芸人のパフォーマンスを見た大衆がお金を投げるという構図のインターネット版と言うと分かりやすいでしょう。

仮想通貨の投げ銭で有名なところでは、「Ask Mona」があります。Ask Monaは2ch風の投稿サイトであり、書き込みに対してモナコインを送ることができるというものです。現在100円台前半で推移しているモナコインですが、0.00114114MONA(いいよいいよ)や、0.005963MONA(ご苦労さん)といった語呂合わせの通貨数で送るのが通例となっているようで、その気軽さ・手軽さが人気のようです。

■Ask Mona
https://askmona.org/

モナコインだけでなく、投げ銭機能が付いたサービスを展開する企業や個人が増える中、今後流行に拍車がかかるのではないかと考えられるのが「仮想通貨の投げ銭機能が付いたブログ」です。つまり、ブログを書いたら仮想通貨が貰え、逆に気に入った記事には自ら投げ銭することも可能というブログサービスです。

現在の投げ銭機能付きのブログで有名なのは「ALIS」と「nemlog」。この2つにどのような違いがあるのかを比較してみたいと思います。

ALISでは何ができる?

ALISを一言で表すなら「間違った情報や嘘、誘導的な記事に氾濫にNO!を突き付けたブログサービス」です。これまでのインターネットメディアでは、広告収入が主だったことを理由に信頼性が著しく低い記事が多くなっていましたが、ALISでは自然と質の高い記事が作られ、それが読まれるようになることを目標としています。その実現に必要な機能として以下2つの柱があります。

  • 質の高いブログを書くとトークンが貰える
  • 質の高いブログをいち早く見つけて評価するとトークンが貰える

つまりは、広告収入に頼ることなく個人間でのマネタイズを実現しつつ、質の高い記事を世に送りだそうということです。ALISはあくまでブログサービスですので、そのサービスで何ができるのかが気になるところ。一般的なブログで必要とされる機能と比べてみましょう。

一般の大手ブログサービス
利用開始まで 即時
デザイン性 豊富なテンプレートやデザインが用意されている事が多く、プラグインによるカスタマイズも可能
カスタマイズ性 サービスによるがhtmlタグが使用できたり、豊富なエディタが付いている場合が多い
商用利用 可能
費用 無料が多い
企業広告 広告表示は必須。有料版であれば広告非表示にできることもある
スマホ対応 記事の編集や閲覧が可能
ALIS(アリス)
利用開始まで 3~4日
デザイン性 ALIS内のデフォルトのデザインがそのまま反映される。カスタマイズは一切不可
カスタマイズ性 記事内のテキストリンクや 引用のマークを付けられる程度
商用利用 不可。利用規約にて商用利用や出会い系誘導、マルチ商法などを禁止
費用 無料
企業広告 広告表示は一切ない
スマホ対応 閲覧は可能だが、記事編集はPCのみ

まず、ALIS自体が「広告」というものを排除しているため、記事内はもちろん、ALIS内のあらゆる場所に広告は一切ありません。しかし、ベータ版の段階であるため、機能性は乏しいというのが正直なところです。

「仮想通貨関連」「グルメ」「御朱印」という3ジャンルの記事しか書けないのも少々寂しいところですね。直感的な操作性がメリットであることは間違いありませんが、基本的にはテキストと画像で何とか工夫して魅せるブログを作らないといけません。

とはいえ、Coinexchangeを始めとした取引所にも上場しているALISを、ブログを書くことで得られるというサービスは画期的。既に多くの記事がアップされているため、ブロガーからの人気は上々のように見受けられます。では、使い始めるまでの登録方法を簡単にご紹介します。

ALISの登録手順(PC、スマホ同手順)

  1. https://alis.to/ にアクセスして画面右側のSign upをクリック
  2. 「ウェイティングリスト」をクリック
  3. 以下の必須項目と任意のアンケートを入力して「登録する」をクリック
  4. 後日、登録したメールアドレスに届くメール内に書かれた「サイト」をクリック
  5. ALISトップに飛ぶので、登録手順1と同じ「Sign up」をクリック
  6. ユーザーID、メールアドレス、パスワードを入力して「登録する」をクリック
  7. 最後にSMS認証を求められるため、電話番号を入力して携帯電話に届くSMSの6桁の番号を入力して完了

nemlogでは何ができる?

続いては「nemlog」のご紹介です。nemlogもALISと同じく、ブログ記事に対して投げ銭を行えますが、それだけでなくWordPress等の他のブログにも投げ銭を気軽に募ることができるブログパーツも用意されています。ALISと大きく違う点は、ブログジャンルが固定されておらず自由に書けるということ。上記を踏まえてnemlogでできることの一覧をご紹介します。

nemlog(ネムログ)
利用開始まで 即時
デザイン性 デザイン変更不可
カスタマイズ性 htmlタグなどは使えないが、Hatena BlogやAmebaのようなエディタ型であるため使いやすい
商用利用 利用規約等では特に禁止されていない
費用 nem送金の手数料0.1xem、投げnemの5%が手数料として必要
企業広告 記事内には広告なし。nemlogトップに簡単なアドセンス広告がある程度
スマホ対応 閲覧も記事編集も可能

ALISと比較してどちらが優れていると断言はできませんが、使いやすさやカスタマイズ性ではnemlogの方が明らかに優位と言えるでしょう。nemlogは各ページの読み込みが遅いのが残念なところです。

nemlogの登録方法(PC、スマホ同手順)

  1. https://nemlog.nem.social/ にアクセス後、右上の「新規登録」をクリック
  2. ハンドルネーム、メールアドレス、パスワードを入力して、「登録」をクリック
  3. 仮登録完了の画面になったら、入力したメールアドレスに届いたメールを確認
  4. メール内の「ユーザー登録を完了する」をクリック
  5. ユーザー登録完了の画面が表示されれば完了

登録が即座に完了するのもnemlogの醍醐味かもしれませんが、ログイン後はNEMのウォレットの作成を促されます。下図のような各キーが表示されますので、テキストをコピーペーストするなり、キャプチャで画像保存するなりして絶対に紛失しないようにしましょう。これを紛失すると、貯めたNEMを使うことが一切できなくなります。

また、ウォレット作成時に「キーファイル」が自動で作成されてPC上に保存されますが、こちらも投げnemに必要なものですので、ダウンロード先を忘れないように注意が必要です。

まとめ

ブロガーとして活躍されている方などは、日頃からアクセス数を重要視されているかと思いますが、ALISもnemblogもしっかりGoogleに認識されますし、人気記事であれば検索上位でヒットします。開発者にとっては当然の事かと思いますが、広告収入に頼らないマネタイズを実現するには、ますます記事の質とアクセス数を挙げることに尽力する必要がありますので、ブロガーにとって新しい境地と言えるでしょう。

ALISもnemlogも既存のブロガーが利用する可能性は十分考えられ、特にnemlogについてはジャンル固定ではない分、様々な業界から参入してくるブロガーも増えるのではないでしょうか。もしそうなった時、仮想通貨ファンはもちろん、既存ブロガー、新規ブロガーのNew Economy Movement(新しい経済活動)が始まるのではないかと、今から期待が高まります。

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