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仮想通貨が貰える「ALIS」とクラウドソーシング「Webライター」の将来性

仮想通貨が貰える「ALIS」とクラウドソーシング「Webライター」の将来性

個人にも企業にも、今では当然のように存在する「ブログ」。コンテンツマーケティングが重要視されきた結果、もはやブログという存在は見て見ぬ振りができないほど巨大な市場となりました。最近では記事を書いて仮想通貨が貰える「ALIS」や「nemlog」といったものまで登場し、インターネットの中の記事は、今後ますます増加してくだろうと考えられます。

では果たして、ALISで記事を書いて仮想通貨を貰うことと、一般のクラウドソーシングで記事を書くことで比べた時に、どちらの方が将来性があるのでしょうか。どうせやるのなら、将来性があるほうで活動したいというのは誰しも同じでしょう。

そこで今回は、ALISとクラウドソーシングWebライターを比較し、どちらがより仕事としての将来性があるのか考察してみたいと思います。なお、ここで言うクラウドソーシングWebライターとは、コンテンツ自体の作成やインタビュー、撮影などを含まずあくまでテキスト記事を作成することを主な業務としている場合を前提とます。

ALISとクラウドソーシングWebライターの仕組みと報酬の違い

ALISとは信頼性の高い情報を提供するソーシャルメディア。一般のブログでは広告収入をメインとしているため、間違った情報や嘘を書いて顧客を誘導するといったものが多くありました。そんなWEBメディアの質の低下を阻止しようと立ち上げられたのがALISです。

ALISは言い換えると「個人ブログサイト」とも言うことができ、書いた記事の信頼性や話題性を基に「いいね」を貰います。いいねの数によってALISトークンが付与されたりALISトークンが個人から贈られてくる仕組みとなっており、更にいいねを付けた人にもトークンが付与されることから、自然と記事の信頼性が高まるという流れが作られます。

対するクラウドソーシングのWebライターというのは、ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングのプラットフォームを経由し、企業や団体などから1記事○○円とか1文字○○円という報酬体系で記事の執筆依頼を受け、記事を提供するもの。簡単に言えば、趣味の範囲でもできるか、仕事としてキッチリ行うかの違いと言えます。

では、それぞれのメリットデメリットを見ながら、将来性について考えてみましょう。

ALISとクラウドソーシングWebライターのメリット・デメリット

ALISのメリット ALISのデメリット
・1つのプラットフォームに既に会員がいるため一定のPV数が確保できる
・いつでも好きな時に自由なテーマで書ける
・記事の人気度が報酬に直結する
・気軽に始められるため最初のライティングスキルはすぐに上がる
・テーマ、記事構成、SEOなど全てを自分でマネジメントする必要がある
・頑張れば報酬に反映するような単純作業ではない
・安定的な収入は望めない
・内輪盛り上がりに終始しがち
・デザイン性はALISの仕組みに依存
・自由な反面、スキル向上が偏向しがち
Webライターのメリット Webライターのデメリット
・基本的に記事構成やサイトデザイン等はクライアントが行うことが多い
・記事提供数や追加作業、修正など、やればやるほど稼げる
・様々な案件に取り組むため大きくスキルアップできる
・アクセス数を稼ぐメディアから継続依頼があれば収入は安定する
・複数のクライアントから依頼を受けると広く情報発信できる
・記事品質によりPV数が低下すると仕事を打ち切られる可能性がある
・良いと思ったアイディアがあってもクライアントの意向により埋もれる
・PV数が増加しても報酬は上がらない事が多い
・継続依頼がないと収入が激減する可能性がある
・クラウドソーシングの手数料(中間マージン)により報酬が減る

クラウドソーシングのWebライターというのは、どんなにアクセスが伸びようとも広告収入や営業収入などは全て記事の発注者のものとなります。これはメディアを作成する側が広告収入やコンバージョン(商品購入などへの誘導)を狙ってコラム等を掲載しますので当然のことでもあります。その代わり、原稿料として一定額が保証されているため収入という面では安定しています。

では「どっちが儲かる?」ということだけでなく、記事を書く「ライター」という視点で将来性を考えた時に、ALISとクラウドソーシングWebライターでどのような違いがあるか考えてみましょう。

ALISとクラウドソーシングWebライターの将来性

ここでは、ALISとクラウドソーシングWebライターの将来性を考えるにあたり、ライターという職業に大事な6つの要素をまとめてみたいと思います。

ライターに大事な要素 Webライター ALIS
需要 企業がメディア事業を行う限りライターという存在は必須 「ALISがないといけない」という理由がまだ定着しておらず、読者もライターも安定していない
市場拡大の可能性 WEBコンテンツは飽和状態とも言われており、これ以上の拡大は疑問 利用者数はサービス開始当初の半分以下。新規ユーザー数も1桁
収入の安定性 企業からの依頼さえあれば報酬は確保できるが仕事があるとは限らない 自身の記事の質とALIS価格により報酬額が大きく増減する
保障 企業に属さないフリーランスなどの場合、最低限の保障しかない あくまでブロガーという立場であるため何の保障もない
スキルアップ PV数や仕事としての責任があるため自主的、強制的に広いスキルアップが望める ライティングのモチベーションを維持できなければスキルアップが難しい
リスク 世間の流行に左右されやすく、仕事の依頼は保証されない 収入やトークン価格など全てが不安定

ALISはトークンが付与される「いいね」以外にも、所謂「チップ」とも言うべき「ALISを贈る」という機能が付いています。しかし、日本においてはチップの文化が無いため資産である仮想通貨をわざわざ送ろうという人が爆発的に増えるということは考えづらいところです。あるとしても、TwitterやFacebookなどの有名SNSなどに仮想通貨を贈り合える機能が標準装備されてからとなるのではないかと考えられます。

不安定要素はどれも同じ。自分のライフスタイルを大事に

昨今では、終身雇用という考え方は既に過去のものとなり、フリーランスやブロガーとして情報を発信することで収入を得る人が増えています。しかし、そういった市場はまだまだ発展途上。不安定要素を挙げればキリがありませんが、ALISもWebライターも収入を得るという点では不安定なものということに変わりありません。

かといって、企業に属して働くことが安定しているとも言えなくなっている現状。今は就職売り手市場とは言われているものの、高度なスキルや安価な人件費を求める企業がわざわざ低スキルの人を雇う理由もありません。「使えない」と判断されてしまえば、誰にでもできる仕事のある部署に回され、働く意欲のある外国人労働者を低賃金で雇用しようとします。

大事なのは自分のライフスタイルや将来の目標などに合わせた収入を確保すること。ALISとクラウドソーシングWebライターも、「将来性」という定義を何とするかはその人次第で変わります。今からどちらに将来性があると決めつけてしまうより、ライティングスキルを上げることや情報発信のチャネルを多く持っておく事に注力したほうが良いでしょう。

まとめ

ALISの評価や口コミを見ていると、「画期的なサービスだ」と称賛する声もあれば「記事の質を上がったとは思えない」というような辛辣な意見もあります。しかし、結局のところALISは一つのプラットフォーム。コンテンツを充実させるのは記事を書く人のライティング力にも依存するため、ALISの運営に問題があるならまだしも、記事の質に対してALIS批判をするのは少々お門違いな面もあります。

対するクラウドソーシングWebライターの場合、クライアントの意向によりコンテンツの内容は変わりますが、それでも記事の質を高めていかなければPV数を稼ぐことができず、やはりライターとしての腕が求められます。結局のところ、コンテンツの将来性を決めるのは記事を書く人によるというところが大きいのではないでしょうか。

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